ちづくり活動
広島県湯来町の湯の山地区は、古くからの温泉湯治場で、歴史・自然資源に恵まれているが、近年急速に衰退し、将来に危機感がもたれている。
2003年春、財団法人都市計画協会からまちづくり専門家としてこの地区に派遣され、町の協力で住民のまちづくりワークショップを2ヶ月間に5回開催。
全プログラム終了後、参加住民で「湯の山未来委員会」を設立し、具体的な自主事業を開始することとなり、現在進行中。
すでに、お花畑造成事業では、荒れた棚田4枚の開墾、植え付けが終わっている。
昔物語りは、資料を収集して整理を行っている段階。
イラストマップは住民の手で原画が完成し、記入情報の収集整理を行って、印刷、200円で販売。現在完売して、改版に期待がもたれている。
庭木お世話事業は、空き家の庭木の手入れをしようというもので、有志が逐次進めている。
1. お花畑造成事業
2. 湯の山昔物語り編集事業
3. イラストマップ制作事業「湯の山温泉絵巻」
(全体は下からダウンロードできます)
4. 庭木お世話事業
1997年から2001年までの5年間、広島市ボランタリー総合支援センター(当初は市民局まちづくりボランティア推進室)主催の市民講座「ひろしままちづくり未来大学」の講師を務めた。
各年度ごとに、実践支援型から技術講習型までさまざまな形式を試みたが、全体として受講生が主体的に活動テーマを発見し、具体的に実践していくことにお互いが協力しあう、という方針で実施。
未来大学の卒業生の人たちは現在、広島市の市民活動の現場で欠かせない人材として活躍している。
2002年には、広島市まちづくり市民交流プラザの開館にともなって未来大学そのものも衣替えを行い「まちづくり学校」として発足。
まちづくり学校でも初年度のスーパーバイザを務め、受講生による都心活性化イベント「だいこくさん」に協力した。
平和大通りや河岸緑地などの公共空間で、オープンカフェを設けるための実践的運動。
1995年7月に発足し、最初のオープンカフェを8月7日に広島市中区の京橋川右岸河岸緑地(きっかわホテルFLEX前)で実施。
以来、実施回数は数百回に達する。
この活動が呼び水となって、その後のオープンカフェナイト(広島文化デザイン会議)、平和大通りのオープンカフェ(平和大通り有効活用実行委員会)、元安川パラソルギャラリー&カフェ(元安川河岸緑地有効活用実行委員会)、京橋川カフェテラス(上幟町東・京橋川水辺のまちづくり委員会)などの展開につながり、2004年には、全国初の河川占用によるオープンカフェとして、京橋川右岸での常設店舗の開設にいたった。
現在は、総支配人の山崎学氏が中心になって毎月第3土曜日の午後、平和大通りの緑地帯(広島全日空ホテル前)で定期的に実施。
1999年4月9日に賛同会員数名で発足。
その後、1件の表彰と、1件の表彰検討を行ったまま、現在休眠状態となっている。
これは、運動・活動というよりも、態度というのがふさわしい。
いつでも再開できる活動であるので、そのうちまた開始したい。趣旨は宣言のとおりで、それ以上でもそれ以下でもない。賛同者があればご連絡下さい。
いやな人をけなすよりも、よい人を誉めよう
無いものねだりをするよりも、ここにあるものを讃えよう
べき論で偉ぶるよりも、かかれた汗に学ぼう
夜の暗さに唾するよりも、小さな星の光を愛でよう
1993年から湯来町(現広島市佐伯区湯来町)を会場として随時開催している、焚火の集まり。
趣旨や経緯については、下のリンクを参照。